皆さんは缶の清涼飲料水を飲みますか?
缶コーヒーとか、コーラとか、お茶とか美味しいですよね。
その時にプルタブってありますけど、それどうしてます?

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リサイクルで集めているという方もいることでしょう。
中には『プルタブを集めると車いすになる!』
本気で思っている方もいらっしゃるかもしれません。

でも、それってホントですか?

概して清涼飲料水などの缶はアルミ缶とスチール缶と
二種類に分けられます。

どちらもリサイクルできるんです。プルタブついたままで。
さらにどちらにもリサイクル協会が存在し、それぞれ
「つけたままでリサイクルしてください」と注意を喚起してます。

アルミ缶リサイクル協会

スチール缶リサイクル協会

だって、プルタブって普通開けてもついたままだし
外そうとしてもなかなか強固に付いていて大変ですよね。
無理に外そうとすると怪我をしかねません。
そして外す労力が勿体ないし、リサイクルとしても
缶本体の数十分の一にしか満たないです。

つまり現在では『プルタブ→ 車いす』は都市伝説に変貌してるんです。

その経緯が詳しく端的にまとまっているのはWikipedia

イージーオープンエンド 

昔は缶からプルタブが外れる構造だったため、プルタブが小さな金属片として
街中散乱したり、鋭利な刃物みたいになって危険と言う状況でした。

そのためプルタブ回収は街を綺麗にする上リサイクルもできるという
重要な役割を持っていました。

プルタブは直接車いすに交換できるのではありません。
金属業者に渡すことで換金できると言うだけです。

当時の人気ラジオ番組はその点に注目し、街も綺麗になるし
リサイクル出来てお金になる。そのお金で車いすを贈呈したら
いいだろうと言うことでリスナーに呼びかけ、実際に
車いすを病院に寄贈する実績を作りました。

その時の美談が今でも惰性で続いているのが
『プルタブ→車いす』の都市伝説と言うわけなんです。

プルタブが外れないようになった今では全く無駄としか言いようがありません。
非効率で危険で儲けも少ない事は容易に想像がつくのではないでしょうか。

以上の事より次のことが見えてきます。
  • 疑うということが大事
  • 世の中割りと惰性で動いている
  • ボランティアや、福祉へ貢献は自己満足がつきまとう
せっかくの善意と手間暇なのですから
実際に世の中に役立つことを効率よく行わないと勿体ないですね。

時代やテクノロジーの進化とともに今までやってきたことが
否定され新たな考え方が必要になることがある一例だと思います。

これでもあなたはプルタブを外しますか?